冬虫夏草について
冬蟲夏草について
冬虫夏草(Cordyceps Sinensis)はバッカクキン科の菌類です。細長い棒状で、色は褐色、長さは約4～10㎝です。冬の間にコウモリ蛾科の蛾などの幼虫に寄生し、その養分を吸収して成長し、その間に菌糸体が幼虫内部を食べ尽くし、外観の表皮を残すのみとなります。夏になると、植物状の茎が菌糸内から土の外に出てきます。
冬虫夏草の長所
冬中夏草はとても貴重な養生食材です。体力増強や滋養強壮、虚弱体質の改善、疲労感の減少、免疫機能の強化などに効果があります。
冬虫夏草の産地
冬虫夏草の主要産地は中国北方の人が少ない地域、例えばチベット、青海、雲南、四川等、海抜3,000メートル級の高原地帯です。これらの地域は空気がきれいで湿度が高く、気温が低いため、冬虫夏草の成長に適しています。採集時期は毎年の夏至前後で、雪がまだ完全に溶けていない時期です。冬虫夏草の採集はとても難しく、通常、一日に30~40本ほどしか取れません。
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